何でも四谷のJ大では、夢見の古代誌、真怪研究、『冥報記』輪読、それぞれの研究グループが草木も眠れぬ真っ昼間から密談を繰り広げているそうな。

2007年12月14日金曜日

ゆるやかな

と”ゐです。最近、民俗学関係の仲間と話す機会が数度あったのですが、そこで繰り返し話題の中心となったのが、民俗学黎明期ゆるやかな場がいかに構築されていたか?と、現在のわれわれが置かれている状況下いかにゆるやかな場を確保するか?でした。前者は学史的興味関心であるわけですが、翻ってわれわれ自身の足下を再考せずにはおれません。後者は制度的に供給されるわけでなく、むしろ大学や学会などの制度から常に侵蝕される状況だとの認識で一致したのが民俗学の現在だったりするわけですが、皆様の関わる領域はどうなのでしょう?気になるところです。

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