何でも四谷のJ大では、夢見の古代誌、真怪研究、『冥報記』輪読、それぞれの研究グループが草木も眠れぬ真っ昼間から密談を繰り広げているそうな。

2007年8月24日金曜日

夏過ぎて 怪異恐怖を語らむと 思ふ心に 化生のひそむ

ご無沙汰しています。声かけ役にもかかわらず、と”ゐさんにばかり書き込みを頼っていて申し訳ありません。いやいや、8/1まで講義、直後に秋田ゆきとゼミ旅行、お盆、採点と飛ぶように過ぎまして、ようやく研究休暇(執筆期間)をいただいている感じです。
ところで、首都大の夢講義期間中に佐藤さんと「怪奇を語り合う場を設けよう」という話が出ていまして、先日も武田さんから「四谷会談メンバーでとにかくお岩稲荷にゆきましょう」との声が挙がりましたので、ここで何かやらなきゃいけないなと思い定めました。夢に関しては6〜7月に一定の成果がありましたので、やはり今度は〈真怪〉でしょう。そこで佐藤さん、武田さんのアイディアを取り入れ、というかパクり、お岩稲荷に参詣してから怪異とは何か、恐怖とは何かを語り考える懇話会を行うというのはどうでしょう。とくに報告者は定めず(いてもいいんですが)、資料はみんな持ち寄りで(プリントあってもよし、実物でもよし)、この話のここが怖い、この映画のこの表現はよい、といったところから、人間にとって恐怖とは、怪異とは、というところまで話が進められればいいなあと。このメンバーなら、縛り自体は緩くても生産的な話ができそうですしね。DVDは観られるようにしておきますので、宗教学会大会までに実現しませんか。
で、宿題として中田秀夫『怪談』は観ておくと…。
ご意見お聞かせください。下は最近どどっと購入した〈真怪〉分野関係本の一部。遠野市立博物館で、賢治と遠野の関係を考察した図録も購入してきましたよ。

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