何でも四谷のJ大では、夢見の古代誌、真怪研究、『冥報記』輪読、それぞれの研究グループが草木も眠れぬ真っ昼間から密談を繰り広げているそうな。

2007年9月28日金曜日

泥縄

『幽』に連載されている「怪談考古学」を一気読みしているんですが、皆さんはそもそもそんな連載が存在することを御存知でしたか?……とググってみてはそんな素朴な疑問が増殖中のと”ゐです。また何やら物申さねばならぬ状況になってきたようで……

2007年9月21日金曜日

気がつけば

9月ももう半ばを過ぎてしまいました。と”ゐにとって8月中旬からの一ヵ月ほどが、アチコチへ出かけ見聞を広めるチャンスなのですが、過ぎてみますと当初予定の半分も達成していないなぁと反省することしきりです。ついつい眼前のことにのみ集中してしまい、それはそれで重要なのですが、ある程度は広く見渡すことも必要になります。たとえば私にとっては眼前の墓地も重要なのですが、そこから遠くの風景を眺めることも、時に必要かと思った次第です。

2007年9月14日金曜日

(再)構築

先日は楽しい一時を過ごさせて頂き大変嬉しいと”ゐでございます。と”ゐmoroさん、そしてほうじょうさんによって、先日の(準備含め)様子がエントリされてます。複数のエントリのおかげで、先日の様子が(と”ゐとしては立体的に)組み立てられております。皆様はいかがでしょうか?

2007年9月7日金曜日

あるはれたひに

昨夜フルヤノモリに少々悩まされたと”ゐです。この催しにこれから参加するのですが、台風の余波で移動手段(=電車)がどうなっているのか心配です。また後ほど報告します。したが全く問題なく、無事に参加することができました。

今回、職人さんたち相手のシンポを司会する、という(このブログに集う皆さまからすれば全く無関心の領域での)お仕事を頂戴したのですけれども、そこでのキーワードのひとつが〈身体化された知識〉だったのです。もちろんこの術語が聴衆にどれだけ理解されたのかは疑問(むしろ、技を身につける、とでもすべきだったかも)ですが、調査する側/される側、評価する側/される側の双方がシンポのパネラおよび聴衆として並んだのは、ポスコロだ人類学だポジショニングだと最先端の議論を持ち出すまでもなく、きわめてスリリングな現場でした。職人さんはまさに実践者なわけで、実践や身体といった問題を考察する際のヒントを頂戴しながら、どのように〈夢〉や〈真怪〉といった文脈に乗せることができるか、今後の私自身の課題です。