何でも四谷のJ大では、夢見の古代誌、真怪研究、『冥報記』輪読、それぞれの研究グループが草木も眠れぬ真っ昼間から密談を繰り広げているそうな。

2007年8月31日金曜日

愛よりも青い海

この時とばかりアチコチへ見物した反動に苦しみ始めてます(^^;と”ゐです。学会発表やら原稿やらアレコレと宿題が……でもその苦しみとはアベコベに、新たな研究課題への意欲を燃やしてくれた見物行脚でした。
とくに印象深いというか、ここへ参集する皆さまとともに巡ると面白いだろうなぁと思いましたのが、沖縄であります。画像は久高島での一枚です。親愛なる皆さまには、と”ゐが「ここに日本の古層がある!」などと間違っても言わない人間であることを、承知頂いているかと存じます。とはいえ調査手法だ言説編制だとメタにメタを重ねる議論にただ乗るのではなく、もう少し落とし処があるのではないかと、考える今日この頃です。

2007年8月24日金曜日

夏よ、まだ過ぎないで!

と”ゐ@東奔西走中ですf(^^;その途中でも、金曜はここを更新できる契機が巡ってきます。何ともありがたいことです。さて、ほうじょうさんご提案の件、もちろん日程さえ会えば大賛成です!東雅夫さんが編集されている、ちくま文庫で刊行中の文豪怪談傑作選シリーズで、ついに『柳田國男集』が登場しましたので、それでおさらいした上で臨むこととしますね。

夏過ぎて 怪異恐怖を語らむと 思ふ心に 化生のひそむ

ご無沙汰しています。声かけ役にもかかわらず、と”ゐさんにばかり書き込みを頼っていて申し訳ありません。いやいや、8/1まで講義、直後に秋田ゆきとゼミ旅行、お盆、採点と飛ぶように過ぎまして、ようやく研究休暇(執筆期間)をいただいている感じです。
ところで、首都大の夢講義期間中に佐藤さんと「怪奇を語り合う場を設けよう」という話が出ていまして、先日も武田さんから「四谷会談メンバーでとにかくお岩稲荷にゆきましょう」との声が挙がりましたので、ここで何かやらなきゃいけないなと思い定めました。夢に関しては6〜7月に一定の成果がありましたので、やはり今度は〈真怪〉でしょう。そこで佐藤さん、武田さんのアイディアを取り入れ、というかパクり、お岩稲荷に参詣してから怪異とは何か、恐怖とは何かを語り考える懇話会を行うというのはどうでしょう。とくに報告者は定めず(いてもいいんですが)、資料はみんな持ち寄りで(プリントあってもよし、実物でもよし)、この話のここが怖い、この映画のこの表現はよい、といったところから、人間にとって恐怖とは、怪異とは、というところまで話が進められればいいなあと。このメンバーなら、縛り自体は緩くても生産的な話ができそうですしね。DVDは観られるようにしておきますので、宗教学会大会までに実現しませんか。
で、宿題として中田秀夫『怪談』は観ておくと…。
ご意見お聞かせください。下は最近どどっと購入した〈真怪〉分野関係本の一部。遠野市立博物館で、賢治と遠野の関係を考察した図録も購入してきましたよ。

2007年8月17日金曜日

頭を解す(アタマヲホグス)


たまたま遭遇した、豚の顔を解体する(=肉を削ぎ落とす)現場の画像をアップします。この現場を撮影しつつ頭に浮かんだのは、梅棹忠夫さんのエピソードです。
うろ覚えで申し訳ありませんが、こんな話です。梅棹さんが京大人文研にいた頃、論語(あるいは四書五経のいずれかだったかもしれません)の読み方について、人文研東方部の同僚に問い質したそうです。モンゴルのフィールドワークで屠畜を見慣れた立場からすると、この部分はこう読むべきではないか、と。その顛末までは覚えていないのですが、フィールドワークと古典とが遭遇するエピソードとして、と”ゐとしては印象深い話です。
日本や中国の古典を扱う人たちが集うこの場でお披露目するのも意義深いかと思い、投稿します。

2007年8月10日金曜日

夏本番

ようやく正規の授業を終了したと”ゐです(-.-;納涼会でもどうです?との声を上げる気すら削ぐほどの暑さ……帰宅して少し落ち着いたところで、来月15日に開催される宗教学会学術大会@立正大大崎キャンパスでの公開シンポジウム「宗教における行と身体」を想い出しました。もしこのメンバで参集されるならば、引き続いて意見交換会も含め納涼会しませんか?その夜は学会としての懇親会もありませんし。。。
ここで、内容は公式サイトを参照下さい、で済ませりゃ楽なんですが、新着情報がPDFファイルとWORDファイルしかないってそりゃなんだ?……てなわけで以下に講演者を列挙します。


ちなみに矢野さんの勤務先が12日まで停電中なんだそうで(現在は回復してます)。夏らしいですね(w)

2007年8月6日月曜日

残暑お見舞い申し上げます。

 皆様、大変ご無沙汰いたしております。京都は暑いですが、東京も暑いですね・・・。土居さんの書き込みにありましたように、先週の金曜は首都大のオープン・ユニバーシティー講座の第一回を勤めてきました。この夏の講座も今年で三年目になります。昨年から続けて受講してくださっている方が、幾人かおられますし、三年連続受講してくださっている方も一名居られるようです。昨年より少しばかり受講生が減ったのですが(天皇制批判をやったからに年配の方の不興をかったに相違ない!)、固定客が付くことは有り難いです(今年は政治的な主張は一切控えます)。

 さて、来年から大学院を修了し「肩書き無し」になっている可能性が高いのです。あぁ、非常勤先を何とか確保しなくては・・・と気持ちが焦る今日この頃です。どうも私事で失礼いたしました。

2007年8月3日金曜日

暑いですねぇ

非常勤先は授業が終わりましたが、本務はまだ来週一杯しっかり正規の授業があると”ゐです。でもこのメンバには(よりによって)今月OUご担当の方もおられるとうかがっておりますので、おそらくはご当人による投稿があるかと期待しておるところです(^^;
さて暑い日々が続きます。それこそお盆にはフル回転のメンバもおられます。どうぞご自愛くださいませ。